
ストーリーDLC「ナイトメア・イン・ノースポイント」と同様に、メインメニューからスタートする番外編です。
なので本編や他のDLCで獲得したアイテムは、このDLC内では使用できません。

警官に復帰したウェイが、旧正月に街を滅ぼす計画を企てるカルト教団と戦うというストーリー。
旧正月の前夜という設定らしく、このDLC内では時間が常に20時30分に固定されています(クリア後も変化せず)。


人をつかんでいる状態で再びつかみボタンを押すことで、手錠をして逮捕が可能!
敵を逮捕する場合、攻撃でダメージを与えてライフを減らす必要があります。
逮捕した人は動けなくなり、死亡と同じ扱いになります。
他の警官がやって来て連行するという演出は無く、地面に放置されたままですw

パトカーの後部座席に人を押し込むこともできます。

人をつかんでいる状態で攻撃ボタンを長押しすると、スタンガン攻撃が発動!
スタンガンはナイフやバールのような近接武器ではなく、相手のライフを少しずつ減らしていく「つかみ技」の扱いです。
なので、本編に登場した脚折りや腕折りなどのつかみ技は使用できません。
スタンガン攻撃は敵を倒すのに時間がかかり、攻撃中は無防備という欠点もありますが、じわじわと敵のライフを減らしていくのは斬新で楽しいです。

このDLCでは時限爆弾が何度も登場します。
時限爆弾が車に仕掛けられている場合、車を運転して海に沈める必要があります。

金庫ダイヤルやハッキングなどの、本編に登場したミニゲームも再登場。


警官に戻ったウェイさんですが、敵が落とした包丁を使用したり、環境キルをしたりなど、本編と同じように過激な戦い方も可能。

ミッション外で試しに警官を殴ったら普通に手配レベルが上昇しましたw
ミッション内で手配レベルが上がるとミッション失敗になるので注意。

ガレージに一般車両はありません。
ミッションを進めると少しだけ増え、最終的にパトカー、白バイ、警察SUVが保存されます。
このDLC内では、乗り物ショップや服装ショップは利用できません。


罪無き一般市民を逮捕したり、スタンガン攻撃することもできます。
ダッシュ→つかみ→攻撃でも逮捕が可能です。

序盤では警官らしく情報収集をする場面もありますが、正直退屈です^^;


依頼ミッションも少し登場。
敵を一掃する、物を届けるなど、どれも本編の依頼ミッションと同様にシンプルな内容です。

カルト教団が登場するのはミッション内のみ。
本編で金庫が置かれていた場所に敵ギャングは出現します。

魚市場が再び舞台になるので、カジキ君で処刑することも可能です。

このDLC内ではミッション外でも建物内に入れます。

ミッションを進めると、特殊部隊に参加することになり、服装が変わります。
ちなみに、このDLC内ではクローゼットは使用できず、元の警官衣装に戻すことはできなくなります。
このミッションでは、警棒などを使って信者を倒していきます。

途中で催涙ガス弾ランチャーが登場。
敵を一定時間だけ行動不能にすることが可能です。
強力な武器とは思えませんが、これはこれで面白いです。

本編でうんざりするほどプレイしたドライブバイ・ミッションも再登場。
使用武器がショットガンなので少し新鮮です。

港や公園での銃撃戦ミッションも登場。
警官になっても、銃撃戦は特に変化しません。
部隊の仲間が同行してくれますが、いてもいなくても大して変わりませんw

ボートでのドライブバイ・ミッションも登場。
終盤ミッションはあまり盛り上がることなく終わります。
このゲームの銃撃戦はバレットタイムを利用すると簡単すぎるのが欠点です。
ストーリーは2時間あればクリア可能。
ストーリーをクリアすると、2種の衣装と催涙ガス弾ランチャーが本編で使用可能になります(このDLC内では追加されません)。
催涙ガス弾ランチャーは本編で特殊部隊コスチュームを着ると装着されます。

20個の隠し収集アイテムが登場。
ストーリーをクリアすると、マップに場所が表示されます。
隠し収集アイテムも含むサイドコンテンツを全てクリアすると、カルト信者の服が本編で装着可能になります。
サイドコンテンツとストーリーを合わせたプレイ時間は3~4時間ほど。

ランダムに発生するミッションは登場しませんが、引ったくり犯逮捕などのサイドミッションが少し登場。
これも本編のサイドミッションと似たような内容です。

街の一部がデコレーションされて華やかに。
祭りを楽しむ人などもいて、歩行者の行動パターンなどが本編と少し異なるみたいです。
装飾された街は魅力的なのですが、サイドコンテンツを全てクリアしたら特にやることが無くなります。
本編のアイテムは使用できませんし、時間も夜に固定されているため、なんだかんだで本編の街のほうが良いです。

罪状:なんとなく

・SDU Gear
受けるダメージを50%軽減する服装ボーナスつき。
さらに、催涙ガス弾ランチャーが装着されます。
SWATパック1に登場したコスチュームから、頭部パーツを取り除いた服装です。

・Beat Cop
おなじみの警官衣装。


・Cultist Uniform
カルト信者の服。
カウンター発動が容易になるボーナス付き。
ガスマスクを付けて欲しかった~。

さらに、この服には車のトランクに爆弾を設置できるという能力が!

車の後ろでY押して

離れて

ボタンを押してドカーン
・・・って、明らかに犯罪能力w

本編でも、警察の服(SWATパックなどの服でもOK)を着ることで逮捕やスタンガンの能力を使用できます。
残念ながら人をパトカーに収容する能力は本編では使用できないようです。

■警察能力リスト
・逮捕能力、スタンガンを使用可能
・銃を所持して歩いても犯罪扱いにならない。
・車をジャックする際、警察バッジを見せて降車させるため、犯罪扱いにならない。
・パトカーのサイレンを鳴らすと、走行車両が脇道に停車する。
・パトカーの後部座席に人を収容できる(「Year of the Snake」内でのみ可能)

警察の服で本編のストーリーをプレイした場合、もちろんゲーム内容はそのままで、シュールな光景を楽しむことができます。
さすがにミッション内では逮捕やスタンガンの能力は使用できないようです。
■まとめ
肉弾戦、銃撃戦、ドライブバイ、ミニゲームなど、このゲームの基本要素が数多く登場し、警官として本編の続きをプレイしている気分を味わえます。
短いミッションしか登場しないSWATパック2とは違い、ボリュームのあるミッションもプレイできるのはナイス。
しかし、ストーリーや仲間は警察でも、ゲームの基本システムは大して変化しませんし、このゲームをやり込んでしまっている場合、マンネリを感じてしまい思ったより楽しめないのが残念。
ゲームに飽きた人でも満足できるほどの大規模DLCでは無いですが、手錠とスタンガンはかなり楽しいです。